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 ニリフト・フルフェイスリフト [最終的なアンチエイジング]
高周波レーザー治療ボトックスヒアルロン酸注入など、さまざまな方法を紹介してきましたが、年齢が高くなるにつれ、それらだけでは完全に対処することは不可能になります。しわたるみを改善する最終的な手段として存在するのが、フェイスリフトです。
フェイスリフトとは、耳の前からこめかみまでを切開し、たるみによって伸びた皮膚や筋膜を引っ張り上げ、余分な皮膚を切除して縫い縮めるという手術です。耳の前だけを切開し、主に目の周囲や頬など、部分的にリフトアップを図るものを「ミニリフト」、頭の上から耳の前〜後ろまでを切開し、顎や首などまで、顔全体を引き上げるものを「フルフェイスリフト」と呼んでいます。
ミニリフトよりもフルフェイスリフトのほうが手術に伴うリスクが高く、術後通常の状態に復帰するまで時間もかかります。
しかし一方では、部分的にフェイスリフトを行うミニリフトよりも、全体的に行うフルリフトのほうが、大部分のしわたるみを改善することが可能です。そのためミニリフトは40代などで比較的年齢が低く、しわたるみの程度が軽い人、術後早く復帰したい人に、フルフェイスリフトは50〜60代でしわたるみがひどい人に向いています。
フェイスリフトは、皮膚だけを引っ張り上げるのではありません。耳の前からこめかみ部分を切開すると、すぐ下に薄い脂肪層が現れ、さらにその下には筋膜(耳下腺浅筋膜・別名SMAS)が存在します。皮膚と脂肪層、筋膜をそれぞれ引っ張り上げることで、たるみを解消します。ミニリフト手術は2〜3時間、フルフェイスリフト手術は4〜5時間ほどかかります。
リフトアップによって余った皮膚は切除して縫い縮めるため、術後3カ月〜半年は、耳の前から後ろにかけて切開場所に赤い傷跡が残ります。また術後は腫れが生じます。大きい腫れが術後1〜2週間は続き、術後1〜2カ月はなんとなく腫れている感じが残ります。
ミニリフトよりもフルフェイスリフト手術のほうが、より術後の腫れも強くなります。また、術後2〜3日は血腫(血が溜まる状態)と、腫れが長引くのを防ぐため、1日中リフトアップ部位を圧迫固定することが必要です。
いずれも大掛かりな手術であることに違いはありません。しわたるみを根本的に改善できる方法として注目されていますが、リスクが伴うこと、術後、通常の状態に戻るまで時間がかかることを知っておきましょう。
(形成外科専門医:小室祐造)
APTOS スレッドリフト[アプトス]、たるみ解消。皮膚を切らないフェイスリフト
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