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 「女性」の健康に気を使いましょう。
女性の体で特徴的な機能は月経。月経は、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)が卵巣から分泌されることで繰り返されます。ホルモンの分泌をコントロールするのは、視床下部。自律神経をコントロールしている場所でもあるため、女性ホルモン分泌量の変化が自律神経に影響を与えたり、ストレスによる自律神経の乱れが女性ホルモンに影響を与えたりと、互いに影響を及ぼしやすい特徴があります。特に、働く女性に多いといわれている月経不順は、ストレスが主な原因といわれています。
また、視床下部のすぐ側に、食欲や性欲を抑える中枢神経があり、自律神経と同様、ストレス女性ホルモンと密接に関係しています。そのため、過度のストレスによって拒食症や過食症を引き起こしたりします。

このように、女性の体はストレスなどに作用されやすい、非常にデリケートなもの。常に自分の体に気をかけて、体の変化にすぐ気づけるようにしておきましょう。また、女性特有の病気に関する知識をもつことも必要です。
女性にとって、とても大切な月経。さまざまな異常が起こりやすい機能でもあります。
「月経不順」とは月経周期に異常がある状態を指します。通常月経は28日〜30日という周期で繰り返されますが、前述のようにストレスなどの影響を受け、乱れることも。多少の乱れであれば問題ありませんが、周期が極端に短かったり、逆に長かったりするのは問題です。
月経周期が24日よりも短く、月に何度も起こる状態を頻発月経、月経周期が39日よりも長く、年に10回以下しか月経がないという状態を稀発月経と呼びます。いずれも、ストレスや極端なダイエットによって女性ホルモンの分泌が減少し、月経の周期が乱れたり、月経や排卵がなくなってしまった結果であることが多いようです。ひどい場合は、イライラやのぼせといった更年期に似た症状があらわれたり、放置すると子宮や卵巣にも影響が及んで、妊娠が難しくなる場合もあるといいます。周期の乱れのほか、月経の量が極端に多かったり、少なかったりすることもあります。いずれも症状が続くようであれば、病院で治療を受けたほうが良いでしょう。
また月経痛も深刻な問題のひとつです。誰もが感じる月経時の不快感。下腹部の痛みや腰痛、冷え、イライラなど。なかでも注意したいのは下腹部痛。極端に激しい場合は、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮や卵巣の炎症、子宮の位置の異常(子宮前屈や子宮後屈)が原因の場合も。下腹部の痛みとともに吐き気をもよおしたり、脳貧血を起こす場合などはとくに注意が必要です。
また、月経前に腰痛やむくみ、頭痛や吹き出物、眠気、疲労感といった症状があらわれたり、イライラしたり憂鬱になったりすることがあります。これらは月経前症候群(PMS)と呼ばれ、排卵後に分泌される黄体ホルモンが影響しているといわれています。月経がきて黄体ホルモンの分泌量が減ると、症状は消えてしまいます
このほか、女性ならではの症状は、乳ガンや子宮ガン、更年期障害などです。更年期は、早い人では40代前半、遅い人では50代後半に迎えます。不安感やイライラ、目まいやのぼせなど心や体にさまざまな変化が起き、症状が軽い人から重い人まで多種多様です。最近は更年期障害専門の病院・窓口などもでき、相談・治療が容易に行えるようになっています。
また、女性に特に多い症状としては、便秘や冷え性、貧血、骨粗しょう症などがあげられます。  食生活の変化、環境の変化などで起こる急性便秘に比べ、深刻なのが慢性便秘。腹筋が弱く腸がうまく運動できない場合や、慢性的に便意が鈍ってしまった場合、ストレスや自律神経の乱れが原因で腸がけいれんを起こす場合など原因はさまざまです。便秘薬や漢方を服用したり、食物繊維を多く摂って改善を図る場合がほとんどですが、最近は専門病院で検査・治療を行っています。
手足が冷えて辛い冷え性。ストレスで自律神経が乱れ、末梢血管の収縮がうまく機能しないほか、運動不足や冷暖房によって血液循環が悪くなって起こります。冷えは代謝を悪くさせ、老廃物をたまりやすくさせるため、生活環境を見直し、適度な運動を心がけましょう。
貧血は血液中の赤血球が減少した状態。食生活における鉄分の不足が主な原因ですが、月経過多によって起こることも。主な症状は立ちくらみやめまい、髪の毛のつやがなくなったり、抜け毛が増えることもあります。深刻な病気の可能性もあるので、症状がひどい場合は病院で検査を受けたほうがよいでしょう。
骨粗しょう症とは、骨量が減少し、腰痛があったり、骨折をしやすい状態のこと。女性の場合、男性とは違ってカルシウムを代謝する働きを備えているため、特になりやすいといわれています。通常、年齢を重ねていくうちに骨量は減っていくもの。しかし最近は、20代や30代の若い世代にも多くみられます。
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